検査によってツメダニが確認されれば、1、2回の殺虫剤散布と薬浴によって治ります。
ほとんどが子猫(あるいは子犬)の皮膚病ですから、新しく猫を飼い始めて人間に激しい皮疹を起こした時はこの病気を疑います。
毛包虫病(アカルス)毛包虫あるいは毛嚢虫と呼ばれるニキビダニが毛包(毛の根もとを包む嚢)や、皮脂腺内に寄生して起こる皮膚炎ですが、犬の毛包虫症のように全身に広がることはほとんどありません。
毛包虫は動物の種によって固有のものがあり、人間のニキビからもしばしば検出されます。
猫でも下顎の皮膚や口唇や目の周囲に脱毛やニキビのような毛嚢炎や脱毛を起こさせます。
治りにくい下顎や口唇周囲の座瘡(ニキビ状の皮膚炎)があれば検査の必要が生じます。
しかし、毛包虫が寄生しているにもかかわらず、検査をしても検出されないことがあります。
ミミダニによる外耳炎耳孔のひだの間に0・2㎜ほどの白いダニが観察されます。
目の良い人ならルーペを使わなくてもダニが動き回るのが見えます。
多数寄生しますと、爪で耳の周囲や耳孔をかいて傷を付けたり、耳孔内がただれたりすることがありますが、ミミダニが寄生していても全く無症状のものも見られます。