大統領選挙と「日本問題」 8
トム・ハーキン上院議員(民主党、アイオワ州選出)
・・・ハーキンは1939年生まれで、父は炭鉱労働者、母はユーゴスラビア移民です。
ハーキンは、アイオワ州選出下院議員を経て、85年から上院議員を務めていました。
民主党上院院内副幹事で、身体障害者救済に力を入れてきた人です。
ハーキンは庶民的なイメージを売り物にしており、対日問題では次のように主張しました。
「日本とドイツが競争力を強化できたのは、米国が防衛費を肩代わりしたおかげではないか。
そのような手助けはもうやめるべきだ」と。
また、メーン州で開かれたAF」-C10(米労働総同盟・産別会議)の集会においても、
「労働者の生活を守るために、大統領が立ち上がるのは当然ではないか。私は保護主義者とののしられることを誇りに思う」と演説しました。
ジェリー・ブラウン(民主党、元カリフォルニア州知事)
・・・ブラウンは1938年生まれ。
75年から83年までカリフォルニア州知事を務め、76年と80年に大統領選挙に立候補したものの、カーターに指名段階で敗れました。
ブラウンはこれまで金権政治を支えるエリートや大企業を攻撃するのに専念し、対日問題にはあまり言
及してきませんでした。
しかしながら、ブラウンも対日政策には独自の政策を掲げてはいます。
彼によれば、「大統領は対日貿易交渉で譲歩を勝ち取るより、国民的目標を設定すべきだとし、例えば、燃費効率が世界最高の車を作るということだ、そうすれば、日本も米国の製品を買うようになるだろう」と述べていました。